私がこうしたサイトを作った目的には私自身のポートフォリオを定点観測することがあります。
また、このサイトをご覧いただいているあなたにとっても、私自身がはまったミスを含めて時系列で確認することが1つの教科書になるかもしれません。
それでは2023年3月17日現在のポートフォリオをお見せします。
資産配分サマリー
現在の資産配分は以下のとおりです。
用途 | 内訳 | 金額 | 前週末比 |
貯蓄口座 | ¥9,546,806 | +¥100,000 | |
不動産口座 | ¥361,745 | +¥109,000 | |
証券口座 | 現金 | ¥540,357 | +¥51,150 |
特定口座 | ¥1,187,400 | ▲¥46,850 | |
NISA口座 | ¥1,457,600 | ▲¥1,100 | |
私的年金 | iDeCo | ¥342,121 | ▲¥2,419 |
資産計 | ¥13,436,029 | +¥209,781 |
現在の現金とその他で分けると
金額 | 比率 | |
現金 | ¥10,448,908 | 77.77% |
株式等 | ¥2,987,121 | 22.23% |
となっていて、70%強を現金で構成しています。
通常50%程度にしていましたが、かなり現金比率が上がってきており、新たな投資として不動産投資を開始しました。
こちらでは不動産口座のみを公表していますが、徐々に物件等の情報についても別の形で公表していきたいと思います。
証券口座
証券口座についてはおおよそ日本株式で構成しています。かつその多くが個別株式です。私の場合、特定口座とNISA口座で使い分けをしています。
特定口座
金額 | 前週末比 | |
1320/日経225 | ¥0 | +¥0 |
1321/NF日経225 | ¥141,400 | +¥141,400 |
1482/米国債7-10年(為替ヘッジあり) | ¥0 | ▲¥188,200 |
2503/キリンHD | ¥207,500 | ▲¥650 |
9202/ANA | ¥838,500 | +¥600 |
今週の取引
銘柄 | 購入(+)/売却(-) | 取引単価 | 損益 |
1482/米国債7-10年(為替ヘッジあり) | -100 | 1,919 | +6,100 |
1321/NF日経225 | +5 | 28,150 | - |
今週は1482/米国債7-10年(為替ヘッジあり)を100株売却し、1321/NF日経225を5株購入しました。
SVBの破綻に加えて、米国のシグネチャーバンクも事業停止となり、実質的に破綻となりました。これに加えて、以前から信用不安がささやかれていたクレディスイスが決算の不正を公表し、金融不安が加速。さらに金融不安の中で米国地方銀行から預金が流出する事態が発生し、ファーストリパブリックバンクも信用不安がささやかれることとなりました。この間、米国金利は金利低下を続け、米国10年金利は一時3.5%割れ。株式相場も大きく下落することになりました。その後は、クレディスイスの流動性(資金)をスイス中銀が支援することを公表し、クレディスイスも500億ユーロ(約7兆円)の支援を受けることを公表しました。また、ファーストリパブリックバンクに対して米国大手行が協調して預金することを公表し、これらの預金流入を背景に一旦は金融不安が落ち着きました。
とはいえ、こうした中、欧州・米国ともに利上げ停止が行われるのではないかという思惑から、金利は全体的に大きく低下を続けており、14日の米国CPIが予想対比やや上振れし物価上昇圧力に低下の気配がない中でも、ECBは25bpへの利上げ幅縮小、FOMCは利上げ見送りが市場のコンセンサスとなりました。ところが16日のECBでは50bpの利上げが実施され、物価安定性へECBがコミットする姿勢を再度見せると、FOMCも同様に25bp以上の利上げが実施され、さらなる金融不安や貸し渋りなどによる企業の倒産、景気はリセッションへ向かうとの思惑が出ています。
14日に金利が低下しているタイミングで、CPIの落ち着きが遅れ、利上げが継続し、金融不安についてはBTFP(Bank Term Funding Program)を中心とした政策により落ち着くという見通しから、長期金利も上昇圧力が再度かかると見て、1482/米国債7-10年(為替ヘッジあり)を売却しました。3%超の益を取れていたため予定通りでした。加えて、株式相場も過度に下落が進んでいると判断し、1321/NF日経225を5株購入。マーケット不安は継続するため、購入余力を残しつつ、購入しました。
ただ、その後のクレディスイスやECBの利上げ幅が50bpを維持したことで株式相場にも圧力がかかり、金利低下も続いたことで、ややしょっぱい展開…。
来週以降はまずはFOMC次第ではありますが、FOMCについては25bpの利上げを継続すると見ています。金融不安が起きるほどの常用ではないという認識をしており、株式相場が割安に触れれば追加購入を検討していきます。
NISA口座
金額 | 前週末比 | |
2931/ユーグレナ | ¥641,200 | ▲¥23,100 |
3444/菊池製作所 | ¥159,200 | ▲¥2,000 |
4592/サンバイオ | ¥567,200 | +¥24,000 |
6731/ピクセラ | ¥90,000 | +¥0 |
今週の取引
銘柄 | 購入(+)/売却(-) | 取引単価 | 損益 |
取引なし |
今週は取引なし。
金融不安が継続する中では、グロース株には資金が流入しにくく、しばらく価格下落トレンドが継続すると見ていますが、経済環境さえ戻れば特に問題ないため保有継続。
6731/ピクセラはさらに下落。さすがに安いので追加購入検討です。
私的年金
私的年金はiDeCo(確定拠出年金)を利用しています。
iDeCo
金額 | 前週末比 | |
Eq_JP/国内株式 | ¥67,828 | +¥452 |
Eq_exJP/外国株式 | ¥177,910 | ▲¥3,619 |
JREIT/国内不動産 | ¥96,383 | +¥748 |